IoTクラウドサービスの活用
by 九州工業大学管理本部技術部 IoT for COVID プロジェクトチーム
- Ambientとは
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Ambientとは、IoTデータを可視化(グラフ化)するサービスである。マイコンなどによる測定データをインターネット経由でクラウドサーバに送信すると、容易にリアルタイムでその推移を観察できる。
- システム構成
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micro:bit→Webブラウザのデータを送信するシステムの後段にあたり、さらに、 WebブラウザからAmbientにデータを受け渡す過程をここで示す。
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Webブラウザからでは、Ambientが必要とするSocket形式のデータフォーマットを送信できないため、WebSocket形式で出力されたデータを受け取り、Socket形式で送信するプロトコル変換アプリを開発した。
- システム構成図
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図1. micro:bit→Webブラウザ→Ambient システム構成図
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ただし、Bluetoothの受信等を担うWeb APIの動作条件のため、 Google Chromeに限定される。
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また、ここでの検証は、下記のプロトコル変換アプリの動作条件のため、Windows OS搭載パソコンに限る。
- Google Chromeの動作サイト
- プロトコル変換アプリ
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アプリケーション「Web2SocketClient」
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アプリケーションのダウンロード(無償)には、パスワードが必要です。
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電子メール:physi-com★tech-i.kyutech.ac.jp にご連絡ください。
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※上記の「★」記号を「@」記号に置き換えてください。
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(使い方)
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事前に、Ambientにアクセスして、アカウント作成、チャンネルを作成する。
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動作サイトの指示の順に、「Web2SocketClient」を起動する。
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作成したAmbientの「チャンネルID」、「ライトキー」を入力して、ボタン「送信開始」のを押す。
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ボタン「接続:WebSocket」を押す。
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Webブラウザの新規ウィンドウにより、Ambientのチャンネルにアクセスして、データの推移を観察する。
- より現実的なものごとへの応用