実行委員長挨拶
第二回情報技術研究会開催にあたって

実行委員会委員長 木村伸行

 前回の第1回の情報技術研究会においては、皆様方の多大なるご協力とご尽力を得て、 盛会の内に閉会させて頂きました。深く御礼申し上げます。
 前回の研究会で不足していた点や反省すべき点などを徐々に補い、 今回、次回、と反映させて行くことを実行委員共々考えています。これからもどうぞよろしくお願い致します。

 情報技術研究会の目的としては、技術の交流、成果の発表、情報の収集、等いろいろありますが、 これらのことは技術職員の将来に深く関わっていると考えます。 国立大学が法人化され、業務の効率化や質の向上が求められている今、 技術職員の大学等における立場や地位は、技術職員が持っている技術によっても決まってくるのではないでしょうか。
 これからの大学等における技術職員はどうあるべきかを模索し、各人が真剣に考えていかなければなりません。
 また従来、技術職員は外部と接触する機会が少なく、その上教室や部局の見えざる壁に当たり、 同じ職場に居ながら技術職員同士でも何を行っているのか知らない場合が有ります。 お互いに、業務や得意な分野等を知るようにすることにより、補い合い、助け合えるようにもなれます。
 この情報技術研究会が、技術職員の将来を考える機会の1つとして、そして交流の機会として、 お役に立てることを願っています。

 研究会は情報技術と銘打っていますが、情報技術は今や全ての分野に入り込んでいます。 それぞれ分野で求められる技術は異なりますが1つの基盤としてはなり得ますし、その中で技術職員がなしている業務に対して、 研究会で発表の機会を得ることができれば、各人の仕事のはげみや将来の仕事へのヒントともなります。 またこの場で他学部、他大学、高専等の情報を収集することも出来るでしょう。
 情報技術を基礎にして、各の技術職員が技術を交流し、刺激し合って、 お互いに発展出来れば、すばらしいことだと思います。
 技術職員が確固たる技術を持ち、さらなる向上を目指し自己研鑽を重ねられるように出来ればと考えます。

 最後に本研究会の開催に際し、田中和博情報工学部長、合谷一成事務長、 大学の学務、会計、総務などの各部署の方々に数々のご尽力を賜っています。 また初回の開催に当たってご尽力を頂いた方に、この場を借りて深く感謝申し上げます。

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